関連図書
子どもを連れて、逃げました。(晶文社) New!
2020年11月発行
西牟田 靖 (著)
【内容紹介】
16人のシングルマザーたちは
困難な状況をどのように生き抜いたのか。
迫真のルポルタージュ。
「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」
なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。
妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、
女性たちの声に耳を傾け続ける。
はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。
現代の家族と離婚の姿を立体的に描く。
【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】
【目次】
第1章:子どもを連れて家を出た
第2章:会いたくない、会わせたくない
第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
第6章:再婚すれば関係も変わる……
第7章:「夫」との別れ、昔と今
第8章:夫婦の別れと父子の別れは別
現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう
男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)
離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て: 知っておきたい共同養育のコツ(マガジンランド)
2020年7月発行
しばはし 聡子 著
【内容紹介】
離婚しても『ふたり親』離れていてもずっと親子。
別居後・離婚後に両親が子育てに関わる「共同養育」のススメ。
子連れ離婚に悩んでいるあなたへ
離婚後は、ひとりで子育て…
そう思い込んでいませんか。
別れたらひとり親から、別れてもふたり親へ。
夫婦から親同士の関係にシフトして、
別れた後も、パパとママとして子育てする方法。
それが「共同養育」です。
【目次】
第1章 離婚したら親はひとり?
第2章 子供のキモチ
第3章 対立する夫と妻のキモチ
第4章 新常識! 離婚しても育児分担「共同養育」
第5章 夫と親同士の関係をつくるコツ
第6章 共同養育実践のコツ
離婚と面会交流 子どもに寄りそう制度と支援(金剛出版)
2020年4月発行
小田切紀子, 町田隆司 編著
【内容紹介】
両親が離婚した後も、子どもにとって守られた環境の中、双方の親と良好な関係を保ち、愛情を受けることが子どもの成長の糧となる。一方で、現実には、高葛藤、DV、虐待、再婚などの課題を抱え、支援を必要としている家庭も多い。子どもにとって望ましい面会交流のために必要な支援、制度、そして社会が共有すべき考え方はどのようなものであろうか。本書では、臨床心理学・法学・社会学など多様な分野から、そして家裁調査官・弁護士・国際司法・ADR・支援団体など多様な立場から、子どもに寄りそう制度と支援に向けた現状と提言を集めた。
【目次】
第1部 離婚と子ども―面会交流をめぐる現状と課題(離婚と子どもをめぐる議論―家族法学者から見た現状と課題/ 親権紛争解決と面会交流のポイント―家庭裁判所から見た現状と課題/ 離婚と子どもの研究と必要な支援―臨床心理士から見た現状と課題/ 国際的な子の奪取・返還事件と合意による解決―「ハーグ条約事件」の現状と課題)
第2部 面会交流の考え方(日本のステップファミリーにおける面会交流―大人の視点から子どもの視点へ/ 面会交流をめぐる「子どもの拒否」の考え方/ 面会交流をめぐる「両親間の葛藤」の考え方/ 面会交流をめぐる紛争の特徴と弁護士の対応について/ ADR(裁判外紛争解決手続)による面会交流の取決め)
元家裁調査官が提案する面会交流はこう交渉する(民事法研究会)
小泉道子 著
2017/12/13発行
【内容紹介】
元家裁調査官が提案する面会交流はこう交渉する─事前交渉から調停段階までポイントは早期解決と子の福祉の視点
家族の心理―変わる家族の新しいかたち (金剛出版)
小田切 紀子 (著), 野口 康彦 (著), 青木 聡 (著)
2017/9/5発刊
離婚家庭の子育て あなたが悪意ある元夫・元妻に悩んだら(春秋社)
A.J.L.ベイカー / P.R.ファイン著 青木聡訳
2017/7発刊
離婚後、わが子が冷たくなった。子どもに思うように会えなくなってしまった……。本書は、こういった事態に直面している別居親のための本です。なぜそんなことが起きてしまったのか。親を選ばなくてはならないという葛藤は子供にどんな悪影響を与えるのか。元配偶者の思惑とは。
国際的に有名な面会交流支援の専門家と、ソーシャルワーカーが、「子どもの最善の利益とは何か」を主眼に、具体策をとおして、ポジティブな子育てを指南します。本国アメリカのロング&ベストセラーを完全翻訳。
わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち(PHP研究所)
西牟田 靖 (著)
2017/1/19発刊
【内容紹介】
最近、養育費や面会交流、親権など、離婚に関するニュースが多い。
離婚に至る原因は様々だと思う。でも、その狭間で子供が苦しんでるという話を聞くと、心が痛む。
この本は、離婚によって子供と会う機会が減った、または会えなくなってしまった親子の話を、その親側の視点から書かれた本だ。
離婚に至るまでの人間模様とか、裁判の事とかも詳しく書かれており、色々勉強になった。
以下、感想を書いてみる。
【目次】
▶1、虚偽DVの横行
▶2、なかなか面会交流が出来ない
▶3、時代と親子の関係
▶4、親子断絶防止法案
▶5、子供の想い
レビュー本文はこちら
離婚後の共同養育と面会交流 実践ガイド: 子どもの育ちを支えるために」 (北大路書房)
ジュリー・A. ロス (著), ジュディ コーコラン (著), 青木 聡 (翻訳), 小田切 紀子 (翻訳)
2013/8/31発刊
離別と共同養育―スウェーデンの養育訴訟にみる「子どもの最善」 (世界思想社)
善積京子・追手門大学社会学部教授
2013/3/7発刊
【内容紹介】
スウェーデンにおける家族変容、特にパートナー関係解消後の養育権・居所・面会に焦点を置き、「子どもの最善」「ジェンダー公平性」の観点から養育訴訟を分析、日本の今後の親権・監護法制のあるべき方向性を探る。
「離別と共同養育」要点はこちら
【目次】
第1章 スウェーデンの家族変容/第2章 養育規定と養育訴訟を扱う機関/第3章 「子どもの最善」からみた養育裁判/第4章 「子どもの最善」と「ジェンダー公平性」からみたDVケースの扱い/第5章 養育訴訟における「子どもの意思」の尊重/第6章 「子どもの最善」をめぐる父母の攻防/第7章 家族変容下の養育訴訟、そして日本の親権・監護法制/補章 スウェーデンの家族政策
子どもに会いたい親のためのハンドブック
青木聡・蓮見岳夫・宗像充+共同親権運動ネットワーク・編著
2013/1発刊
離婚毒―片親疎外という児童虐待
R.A.ウォーシャック (著), 青木 聡・大正大学人間学部臨床心理学科教授 (翻訳)
2012/5/15発刊
【内容紹介】
片親疎外研究の第一人者であるウォーシャック博士が、片親疎外の対応策について述べている。
「子の監護権紛争解決の法的課題 ―弁護士実務の視角から問う―」
【題名】
「子の監護権紛争解決の法的課題 ―弁護士実務の視角から問う―」(弘前大学出版会)
渡辺義弘(著)
【内容紹介】
震災は共生社会の志向を生んだ。しかし、進化した生存競争は個人の孤立化を深く静かに加速させた。若い世代の夫婦関係破綻による子どもの監護権獲得紛争が多発かつ深刻化している。本書は在野の弁護士の視角から、紛争解決の理念問題と、司法官庁の業務遂行を主眼とする「役所の論理」の克服とを訴える。「子の福祉」の理念は、市民レベルでの国家に対する信頼感が喪失している時代には機能しない。子の権利の確立と並行して、親が人間の本能として子を求めるリアルな実態を手続論に反映させる必要がある。新家事事件手続法が立法外とした意思能力なき未成年子の「子ども代理人制度」の必要性、ハーグ子の奪取条約への加盟の是非、調査官調査のブラックボックス現象の克服、利用者のための子の引渡強制システムの確立、破綻夫婦による子の共同監護権論の光と影など、「市民の論理」に基く、家族法手続論の再検討に、筆者は本書によりささやかな挑戦を行った。
子どもの連れ去り問題-日本の司法が親子を引き裂く (平凡社新書)
コリンP.A.ジョーンズ・同志社大学法科大学院教授(著)
2011/3/16発刊
【内容紹介】
日本は欧米諸国から“子どもの拉致国家”と非難されている! 今、議論を呼び起こしている夫婦関係破綻後の子どもの連れ去り問題。なぜ日本の司法は親子の絆を守れないのか?
===帯より抜粋===
2005年10月、ある男性が登校中の自分の9歳の娘を連れ去ろうとしたところ、逮捕された。(中略)
ところが驚いたことに、この男性は弁護士だった。しかも元裁判官である。事件を起こした日は、家庭裁判所で元妻との調停が予定されていたという報道もあった。
元裁判官でも裁判所での調停より、我が子の“拉致”を選ぶような日本の家事司法とはどのようなものなのだろうか。(第1章より)
目次
第1章「拉致大国」ニッポン
1 親子の引き離しはどのようにして起こるか
2 国際社会で孤立する日本
3 日本国内に見る連れ去り・引き離し問題
第2章 親子の運命を決める家庭裁判所
1 裁判所という「お役所」
2 裁判官
3 調停委員
4 調査官
第3章 子どもをめぐる裁判手続き
第4章 親子の権利と子どもの福祉
第5章 子どもの利益と裁判制度の利益
第6章 日本は“拉致大国”であり続けるのか
離婚後の共同子育て―子どものしあわせのために
エリザベス セイアー(著), ジェフリー ツィンマーマン(著),Elizabeth S. Thayer (原著), Jeffrey Zimmerman (原著), 青木 聡・大正大学人間学部臨床心理学科教授 (翻訳)
2010/6/1発刊
【内容紹介】
離婚係争中の親や離婚後の面会交流に悩んでいる親たちが、子どものしあわせを第一に考えて、離婚後も協力して子育てに取り組むにはどうしたらいいのでしょう? 本書は、わが国では法律的に義務づけられていませんが、欧米では義務づけられている、離婚後の共同子育ての基本的な考え方が非常にわかりやすく示されています。きわめて具体的なガイドラインが提示されているので、争いを乗り越えて別居親と子どもの「日常的な交流(子育て時間)」を続けるためのマニュアルとして利用できます。
===帯より抜粋===
別居、離婚、再婚……別れた両親が協力して子育てを続けるための具体的なガイドライン。片親疎外とは何か?
第一部 争いと子育て:難しい組み合わせ
■争い依存症ではありませんか?
■争いと子ども
■争いではなく子どもを優先する
■争いの解決
■共同子育てに取り組む関係性を築く
第二部 共同子育てのガイドライン
■実効性のある子育てプラン
■受け渡し
■しつけ
■諸活動や特別なイベント
■新しい関係、過去の問題
■片親疎外
■ 健全な親、健全な子ども
離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)
棚瀬一代・神戸親和女子大学客員教授
2010/2/17発刊
【内容紹介】
子どもを取り込む母親たち、姿を消す父親たち---。
3組に1組が離婚、の時代。増え続ける離婚家庭の子どもたち。「片親疎外」という病に蝕まれた日本、その現状と解決策。
===帯より抜粋===
何が子どもの「成長」と「絶望」を分けるのか
第1章 離婚で母親、父親はどう変わるのか -プロセスとしての離婚
第2章 子どもは親の離婚にどう反応するのか -年齢別に考察する
第3章 事例からみる -子どもにとって辛い離婚、救われる離婚
第4章 単独養育から共同養育へ -米国での試みに学ぶ
第5章 高葛藤離婚で壊れる子どもたち -「片親疎外という病」
第6章 事件・悲劇から学ぶ -子どもの福祉に適った面会交流を探る
第7章 葛藤を超えて離婚を成功させるには
更新 2020-12-19 (土) 17:22:18
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